hygge liv! 人生を楽しむ

北欧・ヨーロッパを中心に、海外を飛び回り感じたことや、経験したことを書き綴るライフスタイルブログです。

2/28/2011

パークハイアットソウル

ソウルのハイアットは最近一番気に入っているホテルだ。


今回はハイアットゴールドパスポートのアップグレードでジュニアスイート。
そして直接部屋へ通されチェックイン。予期せぬ嬉しい待遇だ。


リビング、ベッドルームの両壁ガラスで何とも気持ちが良い。
ベッドに横になると浮遊している錯覚に陥る。


バスルームも当然ガラス貼り。神南の高層ビル街でこの開放感溢れるバスルーム。
このホテルが世界的に評価されるのも良く解る。


このロケーション、ソウルで最も良い「気」が流れる場所だと感じる。
そういう場所に滞在すると、自分の運気も間違いなく良くなると最近強く思う。
海外から帰ってくると必ずここに行きたくなるのは、そのせいだろうか。
ラグジュアリーな高級感より洗練されたミニマリズム。
そんな言葉が似合うホテルだと私は思う。

2/26/2011

ロング・ナイト・オブ・ミュージアム(Lange Nacht der Museen)

ベルリン滞在中に経験したこの興味深いイベント。
その内容たるや、昼下がりから夜中の2時まで100以上の美術館、博物館が開いているという、私たちからしたら信じられないものだ。この日はベルリン各所でシャトルバスやメトロも夜通し運行し、人々はお酒を飲みながら芸術を楽しむ。本当に想像以上の人が街へ繰り出しているようで、人気の美術館は夜の10時を過ぎても行列が出来ていた。

そんな普段ありえないような光景に心を躍らせながら、まず向かったのはDDR美術館。旧東ドイツの生活やデザインなどが学べる人気の場所だ。イベントのチケットは初めに入る美術館で購入出来る。15ユーロでどこでも入れるしバスも乗り放題だ。ここはベルリンの人々に大人気で、何分か並んで入場。東ドイツの代表車「トラバント」や、たくさんのDDRグッズが飾られている。私はDDRデザインが好きなので、ここは凄く気に入った。オスタルジーに浸る人々も素敵だった。

楽器博物館では、レトロなピアノやサックス、ギターなどが展示されている。ここに着いたのはもう10時以降だったのだが、どんどん人が増えてくるから何かと思ったら、何と夜11時から突然ライブが始まった…!それも「THE OCEAN」というハードコアバンドのライブが…この非常にクラシカルで厳粛な雰囲気の美術館で、突然ハードコアである。正気の沙汰とは思えない。しかしこれまた凄いのが、年配の方々もこのライブを、普通にコンサートを見る感じで楽しんでいる。ベルリン…ちょっと想像を超えている。

今日の締めは新ナショナルギャラリー。私の敬愛するミース・ファン・デル・ローエが建築した美術館だ。ここにはキュビズム以降の芸術家たちの絵画が中心に展示されている。キリコの代表作も見ることが出来た。もう夜中2時近いと言うのに、美術館は人だらけだ。写真のカフェ、無駄がない。まさにバウハウスといった感じのこのカフェで、絵画を見終わった人々は芸術について語りつくす。なんという幸福なライフスタイル。

ということで博物館の長い夜が終わった。こんなイベントが半年に一回あるんだから、この街がアートの街と呼ばれるのも理解できる。それとやはり、ベルリンの人々が老若男女問わずアートを受け入れ、愛しているのが本当に良く解った。生きることと芸術が切り離せない街ベルリンが、私にとって最も魅力的な街の一つなのは当然のことである。
...

夕暮れのコペンハーゲンにて

コペンハーゲンの夕暮れの街並みを歩く


昼間は賑わっていたストロイエも、まだ夕方だとは思えないほど静まりかえる


ほんのり赤らんだ空が照らす街並みは、絵も言われぬほど美しい


ふと風に乗って聴こえてくるサックスの音色


その瞬間、音に色が見えた


サックスって錆びれた茶色だったんだ


音色の源を辿り歩く


ベンチに腰掛けながら気持ちよさそうにサックスを吹く老人


思わずコインを入れる


手を止め、「Tak(ありがとう)」と微笑む老人


感謝したいのはこちらのほうだ


音楽って芸術だったんだな


大事なこと忘れてた


音楽は商売であって、商売道具ではない


そんな当然のことに気づけて、良かった

2/24/2011

ワルシャワ風景

ワルシャワのホテルはCastle Inn。
旧市街の入り口にあるデザインホテルだ。


スタッフがとても親切で、こじんまりしていて雰囲気もよかった。
何よりロケーションが最高であり、私の部屋は窓から王宮が見渡せる。




新世界通りは旧市街から繋がっている。街並みはやはり素晴らしい。




右奥のほうのう光は、サッカーEURO2012のための新スタジアム。
来年はここで試合が…楽しみだ。


クリスマスの名残り。今年のクリスマスはヨーロッパで迎えたい。

2/23/2011

ワルシャワ旧市街

カストラップからSASでワルシャワへ。
フレデリックショパン空港へついたのは夕方。
バスで旧市街へ。


雪をかぶった旧市街の街並みに、ピンク色に光る空。北のパリと呼ばれるが、この空気感はその喩えから想像するより遥かに独特のもの。このような街で暮らす人々は、いったいどのような感性になるのだろうと不思議に思う。



ポーランド料理(Polish cuisine)で乾杯!ピッチャー並みにでかいジョッキに、豪快なポークやサラダが並ぶ。物価が安いのでついつい頼みすぎてしまう。


ジャズバーで遅くまで語りつくす。ワルシャワの長い夜は続く…。

2/22/2011

コペンハーゲン カストラップ空港

デザイン王国コペンハーゲンのデザイン三昧は、空港から始まっている。


初めてこの空港に降り立ったのは、イギリス行きSASのトランジットの時だった。空港内を少し歩いただけで、イギリスに行くのをやめてコペンハーゲンに滞在したいと思ったほど、この空港は洗練されている。建設の素晴らしさ、施設の充実、光の加減、全て考えられているように思われる。


PP使用でNovia Lounge。2Fに配置されたこのラウンジ、ガラス貼りで居心地がよい。パンやチーズ、プリッツェルなどのおつまみと飲み物が用意されている。自分でダニッシュサンドを作ることも出来てしまう。フライト前に立ち寄りやすい場所にあり、ここは数あるラウンジの中でも気に入っている。


コペンハーゲンの中心部からは20分ほどで着くこの空港、SAS利用時トランジットに3時間あれば、メトロでストロイエを歩くぐらいなら可能。さっと中心部へ行くのも良いが、デンマークの顔とも言えるこの空港、日本では絶対に経験できないこの洗練されたデザイン空間を見て周るだけでも、デンマークという国がいかにデザインに力を入れているか解るはず。ゆっくりショッピングをしながら、空港内のカフェで寛ぐだけででもhygge(ヒュッゲ)な時間を堪能できる思う。

2/21/2011

Nimb Hotel Copenhagen(ホテル ニム)

コペンハーゲン中央駅のほぼ真向いのこのホテル。
今回の中では最も高級なホテルだ。


 

SLHプログラムでジュニアスイートにアップグレードされた部屋は、天蓋尽きベッドに真っ赤なアジアンクラシックなソファが印象的なデザインルーム、広い…。窓からはチボリ公園を眺めることができ、公園は冬季で閉館中だが、夜中は開園期同様にライトアップされており、ネオンがとても綺麗。コペンハーゲンのホテルの中でもここはやはりワンランク違う。


部屋の隣には豪華なバー。地下にはワインバーがあり、またグランドフロアのチボリに面するところにはブラッセッリーが。食事も充実している。私は歩きすぎて足が痛かったので、今日はほとんど外出せずここに滞在しようと思った。せっかくあんなに素晴らしい部屋なので、全てルームサービスでやってしまおうと。


デンマーク料理(Danish cuisine)なら何でもいい、がっつりお願い!といったらこんな素敵なのが出てきた。ヨーロッパでこんなにしっかりした葱を見たのは初めてだ。そしてフランス以外でこんなに美味しい煮込みを食べたのも初めてだ。



チリ人のソムリエに部屋まで来てサーヴしてもらい、76ルロワで乾杯!

2/18/2011

ラディソンBluロイヤル コペンハーゲン

コペンハーゲン到着後、何も考えずに電車に乗ってしまい、気づいたらスウェーデン!?

車内で切符を確認時に「この電車はスウェーデン行くんだけど…」と言われ…。当日マルメでハンドボールの大会が行われており、カストラップ空港からこの電車に乗る人が多く、完全に間違えてしまった。しかし、マルメへ向かう橋を渡っている間窓から見える風景は本当に美しく、同じ空なのに日本と何が違うのか?と思うほどだった。そして引き返すとき降りたこの駅のお洒落なこと…。何というデザイン!?これがスウェーデン、マルメ手前のマイナーな駅だから困る。北欧デザイン恐るべし…。


コペンハーゲン中央駅から徒歩で2分ほど、ラディソンBluロイヤル到着。部屋は19階のクラブルームで、もちろん部屋にはかの有名なヤコブセン・チェアーが。このホテルはダニッシュデザインの巨匠アルネ・ヤコブセンがデザインしたということはあまりに有名。コペンハーゲンのひとつのハイライトと言ってよいほど価値のあるホテルだ。
私の部屋はコーナールームで、ストロイエや中央駅方面に面している部屋だったので、夜景がとても素晴らしい。バスルームも片面ガラスになっており、チボリ公園が真下に見え最高の気分だった。どうやらこのホテルのビルはコペンハーゲンで最も高いらいので、ここに泊まるならなるべく高層階をオススメする。東京の高層ホテルとは全く違う、コンパクトで秩序づいた雰囲気が素晴らしい。
朝食は20階のレストランで。コーナーの特等席で朝食。ビュッフェの種類も多く、コーヒーも美味。ダニッシュスタイルでハードチーズにジャムを塗って食べる。これは少し前に知って、ベルリンから試しているが、結構ハマる。デンマークの食卓には多くの野菜は並ばないので、そこは必ずオレンジジュースとヨーグルトでカバーする。ここはクランベリージュースもとても美味だった。
チェックアウト時突然「お帰りはこちらです」と日本語で話しかけられた。驚き振り返ると、フロントで女性スタッフが微笑んでいる。お客さんに教わったと嬉しそうに日本語をしゃべるスタッフに、「どういたしまして」を教えると、一生懸命メモをとり、何度も繰り返していた。ロビーもすべてヤコブセン。年期は入っているがとても大切に使われているこのホテル、どのスタッフもとてもフレンドリーで、是非ともおすすめしたいホテルだ。

2/17/2011

ベルリン夜景2

ベルリンの愛すべき夜景たち2です。

新旧ベルリンの象徴、ブランデンブルグ門

こちらは新象徴、中央駅

ブルーな光が印象的なハンブルガーバーンホフ現代美術館

2/15/2011

ベルリン夜景

ベルリンの愛すべき夜景たちです。

ソニーセンター


アルカーデン


フリードリッヒ通りのデパート

続く…

2/13/2011

ベルリン蚤の市

ベルリンと言えば蚤の市。
今回は3箇所の蚤の市に行ってきた。

Trodelmarkt an der Strase des 17 Juni(6月17日通りの蚤の市)

土曜の朝はベルリン最古と言われるこの6月17日通りの蚤の市。SバーンのTiergarten駅からすぐ。朝の公園が気持ちよかったので、ブランデンブルグ門から歩いて行った。ここではアクセサリー、食器、絵画、レコードなどが多く売られており、アンティークやエスニックなものが多かった。値段はそれほど安くは無い印象。骨董が好きな人は掘り出し物がありそう。




Flohmarkt am Mauerpark(壁公園の蚤の市)

日曜日はこの大規模な蚤の市に行った。UバーンEberswalder Str駅から徒歩5分ほど。ここはとにかく大きく、アクセサリーから洋服、バッグ、家具に至るまであらゆるものが売られている印象。ここに来て何もかわずに帰るのは難しいだろう。若い作家が作ったアクセサリーやバッグを自分で売っているような店もあり、当然若者が気に入るようなものも多い。食器や雑貨にはDDRのものもあった。持ち帰れないのが残念なぐらい欲しいものがあった。



Trodelmarkt am Arkonaplatz(アルコナー広場の蚤の市)

今回行った中では最小規模のこの蚤の市。売られている中で目立つのはDDRグッズ。エッグスタンドや食器、時計等、珍しいものが多く見つかる。上の壁公園から歩いて5分ほどなので、DDR好きは是非足を運んでみてほしい。

ベルリンの物価は決して高くはないが、蚤の市では家具や食器なども売られているため、ここで色々揃えればかなり安く生活出来る。市民の生活の支えにもなっている蚤の市、行かない手は無いだろう。

2/04/2011

ワルシャワミーティング中

ワルシャワ旧市街のレストランでミーティング



このスープ(ジュレック)、毎日食べてる…。、発酵したライ麦の上澄み汁を使った伝統的なこのスープ、程よく酸味が効いてくせになる。



こちらもポーランド料理のカツレツ。薄くなるまで叩かれていて美味い。。。完全にカロリーオーバーか…。



外はもちろん氷点下だが、石造りの家は全ての部屋が暖かく、滞在中全く寒さを感じなかった。そしてどの店に入っても料理は美味しく、雰囲気も最高、話し合いも捗る。



来月もワルシャワ。その頃には雪も溶けているだろうか?私はこの街がとても好きになった。