hygge liv! 人生を楽しむ

北欧・ヨーロッパを中心に、海外を飛び回り感じたことや、経験したことを書き綴るライフスタイルブログです。

3/31/2011

楽古斎、韓屋に泊まる

ホテル泊が多い中、たまには違った趣向の場所に宿泊したいと思い、今回選んだのはここ「楽古斎」。


韓国の旧市街とも言える、三清洞から少し歩いた場所にあるこの韓式旅館。伝統的な家屋「韓屋(ハノック)」をそのまま利用したこの宿は、ソウルの中心部からそれほど離れていないにもかかわらず、とても静かでゆっくりした時間が流れる宿だ。


敷地内では韓国の伝統音楽が流れており、部屋はもちろんオンドル(床暖房)、韓式サウナ「チムジルバン」も体験できるという、韓国の文化を詰め込んだような宿だ。


料理は二食付。今回の夕食の主役は何と言ってもこのケジャン。味は言わずもがな。これが出てくるとは正直思わなかった。黒殻のものはケジャンの中でも少なく、臭みも残りやすいため、腕のある料理人のいる店でしか供されないと後から聞いた。もちろんチジミやその他色々な野菜付けも美味。夕食後はチムジルバン体験。サウナより低温でじっくり温かくなり、ぐっすり眠りについた。翌朝は鮑の粥(内臓入り)が。鯖の塩焼きも非常に質の高いものだった。事前に調べたかのように私の好みのものばかり供され、大満足。


仁寺洞や、写真の韓屋街からも近く場所も便利。韓国で伝統的宿泊をしてみたい人には、是非訪れてみてほしい。

3/30/2011

ソウルでレコーディング

今日はソウルでレコーディング2日目。
新林(신림동)という街からすぐの小さなスタジオで2日間。


小さなスタジオだが、私のスタジオと機材が近く、何の問題も無く収録に入れた。歌収録以外にも、音質や機材に関していろいろと議論ができ、たくさんの収穫があった。海外レコーディングはやはり楽しいし、今後も続けて行きたい。

3/27/2011

ストックホルムの穴

とにかくデザインだらけのストックホルム、魔女の宅急便のあの風景そのままの街は、それ自体が美術館のようだ。中央駅から一歩踏み出したら始まるデザインシティ、なるほど、ホテルから駅に向かって並び10件ほど、早速全てデザインショップ。ここを抜けるだけで1時間ぐらいかかるのだが、全て見てさぁ中心街へと歩き出そうとした角に現れた不思議な穴、トンネル入り口。


誘うような佇まい。中に入ってみると…


これは。。。



トンネルをデザインするのですか。。。これぞまさに地球を使ったインスタレーション。当たり前のようにこんな素晴らしいデザインが存在しているとは、ここに来るまで想像もつかなかった。

私は北欧に来るようになって考え方が変わった。普段人が当たり前に使うものこそ、デザインされてるべきであると思うようになった。北欧では、機能性というものの中にデザインも含まれている。いくら便利なものでも、それが全く洗練されていない形やカラーで作られていたら、それは本当の意味で便利なものではない。人の感性に働きかけないからである。あなたが今から100メートル先のパン屋さんまで行くのに、このトンネルを使うか、普通の地下道を使うか。どちらがあなたの心を彩り、豊かにするかはおそらく一瞬で答えが出る。

後から調べたら色んな歴史のあるトンネルらしいが、何のガイド本も見ずにこういうデザインに出会えるストックホルムはやはり素晴らしいと思う。

3/26/2011

Hi Stockholm!

ついに念願のストックホルムに降り立つ。

ストックホルム着が22時過ぎ、アーランダーエクスプレスで中央駅へ行き、11時を回ってしまったが、なんとなくタクシーを使わずホテルまで歩いてみる。



古風で美しい街並み…うん、想像以上だ。
明日が楽しみだ。

3/25/2011

ワルシャワの恋人


我ながらちょっと素敵な写真である。
題してKochanka Warszawie(ワルシャワの恋人)
絵画のような日常の風景だ。

3/23/2011

ポーランドの田舎町

本日は今回の仕事の目的地、グニェズノへ。


今日の移動はベルリン-ワルシャワエクスプレス。多国間を結ぶ電車というのは日本では有り得ないものなので、何か不思議な感じを覚える。

まずは中継地点、ポーランドの行政の中心、ポズナン(Poznań)へ



この列車の中で、私は購入した指定席の座席が見つけられず、まぁいいやと立っていた。だが3時間もある電車、さすがにどうしようかと思い始めたころ、車両の中腹から男性がこっちに向かって歩いてきて、こういった。「Here is not your seat!(ここはお前の席じゃないよ!)。」彼は私を空いている席に連れて行き、「ここに座ってな!」と。ポーランド人の親切さを少しずつ感じ出してはいたが、このようなことは初めてで、さすがに感激してしまった。彼らは助け合うことを歴史から学んでいる。少なくとも私の目にはそう映った。



グニェズノ(Gniezno)


静かで穏やか、時の流れがこんなに緩やかな街は、私はあまり知らない。大聖堂はワルシャワのそれよりも遥かに豪華で優雅。こんな街で暮らしたら、どんな豊かな生活が送れるのだろうか…?

ポズナンからグニェズノへの列車の中では、グニェズノ在住の若者と、アイスランド人と同じパーテションだった。ポーランド人は本当に親切でフレンドリー、すぐに仲良くなれる感じだ。グニェズノの彼は、日本人がこの街へ来るなんて、最高にファンタスティックだ!と喜んでくれた。我々にとってとても誇らしいことである。

3/22/2011

ハイアットリージャンシーワルシャワ

今回のワルシャワ滞在先はハイアットリージェンシー。


中央駅からも空港からも少し離れたロケーションは便利とはいえないが、タクシーが高くないワルシャワにおいては全く問題ない。ゴールドパスでアップグレードされたキングベッドのお部屋。バスルームが広く作られているのはハイアットらしい。


長旅で疲れたため、本日はルームサービスで。ポーランドに到着して1食目がプルコギ…しかしこれが美味!キムチが日本で食べるそれより美味しいのには驚いた。


明日は5時起き。現地のコーディネーターとこのワルシャワから電車で3時間離れた街で落ち合う。チケットや行き方等全て手配してもらっているのだが、果たしてそんな田舎町まで電車で辿り着けるかどうか…?たまにはそういう旅も良いかもしれない。

3/21/2011

フランクフルト国際空港 アドミラルズクラブラウンジ

フランクフルトのプライオリティパスラウンジ。今回はゲート外のAMERICAN AIRLINES ADMIRALS CLUBを利用。



ここは数あるラウンジの中でも、かなり高級感のある造りだ。革張りのソファと落ち着いたシックな色調の内装がそれを表している。



お酒やおつまみの種類も豊富、この空港を利用する際は必ず利用したいラウンジだ。

3/20/2011

東日本大震災

日本に戻り、ワインセラーの上から転げ落ちて中身がこぼれているマーテルのボトルや、倒れているシェリーボトル、ずれたベッドのマットレスを見て、今回の地震がいかに大規模なものだったのかは容易に想像がつきいた。ただ、東京でこれなのだから、被災地の状況は理解を超えてしまっている。

被害に合われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲となられた方々とご遺族の皆さまに対し深くお悔やみ申し上げます。
また、被災地にて救助活動や復旧に向け取り組まれている方々に、心から感謝いたします。

今回の大震災を受け、当ブログはしばらくお休みしておりましたが、明日より再開させていただきます。お休み中にメッセージを下さった方々に、感謝いたします。今後も自分に出来る限りの様々な情報を発信し、皆様に綻んでいただける記事を書けるよう進んでいけたらと思います。

引き続き、Hygge livetをよろしくお願いいたします。

3/09/2011

グランドハイアットソウル~サムソン美術館 Leeum

ソウルのグランドハイアット。ホテルの格はパークハイアットのほうが上だが、ここはとにかく立地が良い。ソウル中心部南山にあり、ソウルタワーの真下といって良い場所だ。タクシーでもパークハイアットは解らない人も多いが、「ナムサンハイアット」と言えばすぐに解ってもらえる。

少し高台にあるため、部屋からの眺望がとても良い。




こちらに宿泊するのであれば、このホテルの裏にあるサムソン美術館 Leeum(リウム)がおすすめだ。




ソウルといえば現代アート。街を歩いていてアートに遭遇する確立も、東京より高い。


食事も安くて美味しいし、この街のエネルギーは定期的に取り入れなくてはいけない何かを感じる。次はいつになるかな…。

3/07/2011

Lancasterより

夕暮れのランカスター。


ランカスター城。ミステリアスな魔女裁判で有名なお城である。


海沿い、Morecambeのホテル前から。


イギリスの夏の夕焼けは光る。刺すような夕陽というべきか。この季節は本当に気持ちが良い。

3/06/2011

スウェーデン会

来週はストックホルム。その直前に運良くスウェーディッシュ女性3人と食事をすることが出来た。ストックホルム出身の方が2名、もう一人はマルメの出身。

渋谷の葱料理。こちら3人いた日本人ですら少し辛いと感じる葱たちを、全く何のためらいも無く美味しそうに食べる彼女らは、とても寛大で親切、そしてユニークだ。

しかし、外国人と集うといつも思うのが、お互いの国のついてを相手側のほうが良く知っているということがまれではないということ。私が言うスウェーデンの音楽やファッションについて彼らはほとんど知らず、逆に彼女たちが興味を持っている日本の何かについて私たちは全く知らなかったり・・・。そんなやり取りはどんな時も面白い。

会はどんどん盛り上がり、私はストックホルムの良さげスポットもいくつか教えてもらった。また、社会保障の話も聞く事ができた。やはり北欧の制度は違う。税金のことはさておき、彼女達が国のシステムに対して特に不満を持っていないのだから、それはやはり素晴らしいことだ。医療システムに関してもそうだが、同じ事を目指すかどうかは別として、ただそこから学ぶべきことは非常に大きいはず。彼女達は言った、「日本人はなんでこんなに病気にかかりやすいの?」。なるほど、疑問に思うはずである。

スウェーデン語を少し習った。
「Sju sjösjuka sjömän sköttes av sju sjuttisju sköna sjuksköterskor på det sjunkande skeppet Shanghai.」
「沈みかかった上海号で7人の船酔いした船員を、7人の美しい看護師が看病している。」という意味の早口言葉。日本語で音にすると「フーフォーカフアマン・・・?」という、普通に喋られたら聞き取れもしない完全な宇宙語。無理に決まっているが、マスターしたらストックホルムでも凄いヤツになれるかな?

おまけ「7人の酔いどれ船乗り達」

3/05/2011

引越し

私が引越しをしたわけではなく、クライアントの会社がお引越し。本日はそのピカピカオフィスでの初ミーティング。


引越しには胡蝶蘭。この香りを嗅ぐと、なぜか新たな気持ちで望んでやるという気合いが入る。蘭の香りにはそういう力があると思う。まだ年度末ではあるが、少し早めの心機一転。これからが楽しみだ。

3/04/2011

北ウェールズ Conwy(コンウィ)

昨年の夏のイギリス旅行。旅の大枠だけ決めて、あとは気の向くまま車で走り回るというパターン。行きのSAS機内で話しかけてきた日本人の叔父様から「北ウェールズの自然は素晴らしい」という情報を元に、言われるがままに走る。



たどり着いたはウェールズの北西の端、Conwy(コンウィ)。城壁に囲まれた美しい街だった。


Conwy Castle(コンウィ城)


城塞というのは何でこんなに美しいのだろう・・・?そして何でこんなに人の心を揺るがすのだろう。心拍数が上がり、エキサイトしてくる私。





そして、ここに来るならおすすめのホテル、Castlebank Hotel。


オーナーのヘンドリック夫妻はとても親切で、滞在中様々なアドバイスをくれる。部屋も部屋ごとに1つのカラーで統一されており、可愛らかった。余談だが、彼がマンチェスターシティをサポートしていなければ、私は彼とより仲良くなっていただろう・・・笑


Conwyの自然、街並み




お隣の街、Caernarfon(カナーヴォン)も素敵だった。ついたのが夕方だったため、Caernarfon Castle(カナーヴォン城)には入れなかったが、海沿いの美しい街並みは素晴らしい。

交通が便利ではないので、車が無ければ目的地としてあまり選ばれることの無い街かもしれないが、レンタカーを借りてドライブする方には是非おすすめ。Conwy Castle以外にも、これぞイギリスの古城!という城が点在している。リバプールから車で1時間強、1泊でも充分な距離だ。コッツウォルズやピークディストリクトも良いが、要塞や古城でワクワクしたい方は、是非この地方に足を伸ばしていただきたい。

3/03/2011

ジランドールで久々のランチ

数年ぶりにジランドールでランチ。


外が明るいパークハイアットは、何か不思議な感じだが、このジランドールはランチで来るところだと思っている私。今日は大きな車海老の入ったタリアテッレがメイン。満足。

その後コンランショップをふらふらして、下のデリをふらふらして帰る。

気持ちの良い昼下がりだ。

クリスチャニアにて

ここは書こうかどうか非常に迷ったが、ライフスタイルブログとは良いことばかりを伝えれるものであってはならないと思うので、記事にする。


クリスチャニア(Christiania)。コペンハーゲンのクリスチャンハウンから歩いて数分のところにある、移民たちの自治区だ。元はデンマーク軍の基地だったようで、軍がいなくなると移民やヒッピーたちが住み着いて、自治区を形成した、という成り立ち。ここには自治体によって決められたいくつかのルールがあり、それを守っていれば特に危険なことはない。日本のさまざまなブログやメディアで「危険地区!」とか紹介されているが、まぁ確かに日本では見ないような光景が広がっているということでそのように感じる人もいるだろうが、実際ここのルールは下記である。

・銃の使用、暴力禁止
・撮影禁止
・ハーブ以外の薬物禁止
・犬を鎖で繋ぐのは禁止
・自動車の乗り入れ禁止

私はこのクリスチャニアの場所をよく知らずに、とりあえず近い駅だと言われるクリスチャンハウンに行った。行けばわかるという自信があった。駅に着くと案の定、何人かの若者が黙々と一方向に歩く。私も二人組の若者についていく。10分ぐらい歩いただろうか、公園のようなところに入り少し進むと、見えてきたのが写真のクリスチャニア門。

中に入ると確かにその光景は、確かにいろいろな意味で凄い。いかにもヒッピーハウスという感じの家が並ぶ中、両脇から煙モクモク状態の道で中犬が放し飼いにされている。イメージするデンマークの真逆と言っていい雰囲気だ。たくさんの若者たちがここにハーブを求めて来ており、そこら中でみな当たり前のように何本か買って帰る。そしてなぜか子供が多い。犬と子供が戯れていて、その一片だけ見るともの凄く幸せな景色だ。ただ、危険な匂いは全く感じない。私は無意識のうちに海外で危険区域に入ってしまったことが何度かあるが、そういう時独特の緊張感も薄い。そんな場所で危険を察知するのは、道行く人々の視線なのだが、明らかに見物に来ているだろう私に対して、ここの人々は特別に視線を強めるようなことは無く、逆に慣れている感じがした。自由奔放に暮らしているこの姿を、どうぞご覧あれといった雰囲気だろうか。

歩きつかれたので帰りにタクシーに乗った。中年の運転手にクリスチャニアに行ってきたと言うと、「海外からの旅行者はみんな行くね!ユニークな場所だろ?」みたいに軽く言われて納得。やはり日本での取り上げられ方が少しオーバーなんだろうなと感じた。確かにデンマークと言われイメージするのは、高福祉国家で治安もよく、お洒落な人々が多いというものがほとんどだろう。それも間違ってないとは思うが、もちろん全ての人々がそのように、またそれに満足して暮らしているわけではない。泥酔した人がうろうろしていたり、若者が意味不明に叫んでいたり、そんなのは日曜茶飯事である。そう書くと治安が悪いように思われるかもしれないが、いつも思うがそれは日本も同じ。海外のほうが概ね安全だと思う。まぁそれは置いておいて、大都会東京に慣れてしまっている私からすると、コペンハーゲンの夜はあまりにも早い。それが旅行で行くと確かに素晴らしいことのように思える。夜は早く店も閉まり、仕事も早く終え家に帰って家族でご飯を食べるのだろうとか想像すると、24時間動いている東京の暮らしが惨めに思えたりもする。ただ、どこの国に行っても考えなければならないのは、住むとなるとどうかということ。多感な若者たちにとって、この秩序のある暮らしが必ずしも良いものであるとは言い切れないだろう。ただでさえ北欧の夜は暗く長く、そして寒い。人口も少なく、首都圏で100万人強だ。東京首都圏の30分の1以下である。きっと東京に慣れてしまっている私のようなものがこの街に住むと、まずやり場のない寂しさが襲ってくるのは言うまでもない。もちろん、違法であるハーブを自由に売り買いできるこを肯定するわけではないが、そういう若者の様々な欲に対する気持ちのやり場として、クリスチャニアがあり、人々や国も寛容に受け入れているというなら考えうる。

帰国して考える。果たしてクリスチャニアで育つ子供たちは幸せになるのだろうか?無論、無法地帯で育つ子供と聞くと、幸せになるとは考えにくい。ただ、それは日本も同じである。息苦しい人口過密の東京で、学歴社会と戦い育つ子供と、のどかで広大な土地でヒッピー社会の中、動物と触れ合いながら自由に生きる子供。絶対に前者が安全で健全な子育ての環境かと問われると、自信を持ってYESとは言い切れない。それは私がクリスチャニアで犬と戯れる子供たちの楽しそうな姿を目の当たりにしてしまったからかもしれないが…皆さんはどうお考えだろうか?

3/02/2011

月世界旅行


箱根はポーラ美術館へ。企画展はアンリ・ルソー展。
日曜画家と言われる彼に対し、私は正直これまでそんなに興味を持ったことがなかったが、この企画展で近代絵画における彼の功績や、ピカソとの関係を知ることで、かなり見方が変わった。非常に解りやすく勉強になる企画展だった。

彼と関わりのあるアーティストの作品も数多く紹介されていたのだが、中でも記憶に残ったのがこの1902年のフィルム「Le Voyage dans la lune(月世界旅行)」だ。ルソーと実際の面識はなかったようだが、同じパリで同じ時代に生き、超現実に興味を持った芸術家ジョルジュ・メリエスによるSFXファンタジーだ。



このコミカルで超ファンタジックな映像…100年以上前の作品と思わず見ても面白い。1902年といえば後期印象派の時代。その時代にこのような映画が作られていたということは衝撃だった。考えてみるとこのフィルムが制作されたころは、ちょうど絵画においてはセザンヌ晩年でもある。ルソーが幻想世界を描き、近代絵画の父がキュビズムの原型を完成させた時代だ。今ではコズミックとかスペイシーという言葉が頻繁に使われるようになったが、近代フランスにおいてはこの頃がちょうどそういった小宇宙に目を向けるようになる過渡期だったのかと、私は感じた。

3/01/2011

スパリゾートエグゼス沖縄

今日は寒さの厳しい一日だった・・・。こういう時はやはり沖縄が恋しくなってしまう。ということで、昨年泊まったスパリゾートエグゼスの紹介。とても素晴らしいホテルだった。

ここのホテルのハイライトは、最上階のロイヤルエグゼススイート。メゾネットの2F(10F)全てがプールになっているという贅沢なつくり。切り取ったような景色は動く絵画のようで素晴らしい。


部屋付きのジャグジーバスからの眺めも良く、快適だ。


そしてこのフロア、ラウンジが全て無料なのだが、良くあるおつまみとカクテル程度ではなく、ビールから焼酎、ウィスキー、サラダ、オードブル、ケーキ等が時間に合わせ代わる代わる並び、プチビュッフェと呼べるほど!この日このフロアには恐らく私たち一組だったのだが、見るたび品物が変わるので、3度も使わせてもらった。挙句チェックアウトもここでしたという・・・。


ラウンジで散々焼酎を飲んで、夜もプールに浮かんだ。



沖縄のこのクラスのホテルは、喜瀬別邸やオリエンタルヒルズ等がある。私はここしか利用したことが無いが、他のどのホテルも評判良く、選ぶ時にとても迷った。ただこのフロアの自由さを知ってしまうと、またここを使いたくなる・・・。ヴィラ的な要素こそあまり強くないが、屋上プールで浮遊して、フルーツを食べ泡盛を飲みゆっくりまったり自由気ままに過ごしたい方には、このスイートを是非ともおすすめしたい。