hygge liv! 人生を楽しむ
北欧・ヨーロッパを中心に、海外を飛び回り感じたことや、経験したことを書き綴るライフスタイルブログです。
4/20/2011
Amberley Castle③
夜のアンバリー。待ちに待ったディナー。ジビエをメインにして選んだワインはパトリスリオン。ニュイ06VVだ。
久々にパーフェクトチョイス。舌触りの繊細さに余韻の長さ…熟成はまだまだ先だが、ジビエにはこれぐらい力があったほうがよい。
オードブルの鴨とともに、アペリティフにシャンパンをさくっといただいた後は魚料理。
うなぎとフォアグラ。うなぎはパイではなく、厚めの生地のサクッとした食感の何かに包まれているのだが、これが驚くほど美味い。フォアグラもあまり得意ではないのだが、供出温度が良かったせいか、相当美味だった。
メインはPigeon。
これも素晴らしく調理されている。見た目ほど味は濃くなく控えめなのに、ジビエの臭みが全く感じられない。そしてワインとのマリアージュも素晴らしい。食事というのは、様々な知恵や技術が混ざり合い、こうして順を追って作り上げられていくもの。食事の本質について、考え直させられるような内容だった。
スティルトンを食していると、先ほど少し話をしたフランス人のゲストが私たちの席に挨拶をしに来てくれた。彼らは船で車ごと大陸から来て、イギリスを周っているらしい。私たちもそちらから来たと言うと、とても喜んでくれた。
しかし、まさかイギリスでこのような美食を楽しめるとは、夢にも思わなかった。シェフがイングランド出身であるということしか聞けなかったが、アンバリーの料理は、前回宿泊した城とは比べ物にならないクオリティ。次回はここで海の幸を是非味わってみたい。
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