アムステルダムといえば建築。2007年にオープンしたデザイン建築、公共図書館へ。
建築家Jo Coenen(ヨー・クーネン)デザインのこの施設、まさに自由都市アムスを象徴すべく、市民でなくとも誰でも利用可能。さらにこのエントランス階、驚くことなかれ、図書館なのにピアノが置かれていたり、ずらっと並んだマックにPCではネットもフリー、雑誌コーナーではコーヒーと軽食で雑誌を読むことができるという、とても公共図書館とは思えない自由っぷり、お洒落ぶりだ。
日本式2階のメディアフロアには恐ろしい数のCDやDVDが陳列されており、自由に視聴可能。この最高に素敵なデザイン施設で自由にゲームをしたりDVDを見たり、これが全てフリーというのはとても信じがたい…。
その上の階からは本のフロア。オランダ語中心なので本を読むことは出来ないが、普段座れないようなデザインチェアーであまりにたくさんあるオランダサッカーの歴史本やネコの辞典で写真を見て楽しんでいたら2時間ほど経過してしまった。
そして最上階は、新鮮な野菜や魚、肉などをその場でグリルしてもらうことが出来る本格派なカフェレストラン。
テラス席でアムステルダムの風景を楽しみながら、白ワインとサーモンを頬張る…。これが公共の、フリーの施設なのである。わが国とのあまりの違いに笑えてくる。こんな図書館があったら毎日でも通いたい。朝からラップトップ持ってここで仕事して、息抜きにチルアウトルームで音楽鑑賞、お腹がすいたらカフェでランチ…。本当にここ、図書館という名前のついた、最高のアート&カルチャーセンターだ。
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