ベルリン中央駅から徒歩ですぐのところにあるハンブルガーバーンホフ現代美術館(
Hamburger Bahnhof: Museum der Gegenwart)。名前の通り、元々はハンブルグ行きの電車の駅だった場所が博物館として使われ、爆撃による崩壊後、今は改築され現代美術館となったという歴史がある。
現代美術館らしく、クラシカルな建築にブルーライトが前衛的なファザード。
ウォーホル、キースヘリングらの特大な作品に圧倒される常設展。
企画展はトマスサラセーノ。元駅舎だった広いスペースならではの配置で、アルゼンチンのアーティストの巨大作品は一段と引き合って見える。
ベルリンには、その歴史から「元〇〇として建てられたものを今は・・・」というものがとても多いが、ここはその最も良い形の一つなのではないかと思う。こういう大胆な切り替え、変化はこの街の魅力の一つであり、それがこの街の歴史や人々の考え方を象徴していると感じる。
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