ホテル泊が多い中、たまには違った趣向の場所に宿泊したいと思い、今回選んだのはここ「楽古斎」。
韓国の旧市街とも言える、三清洞から少し歩いた場所にあるこの韓式旅館。伝統的な家屋「韓屋(ハノック)」をそのまま利用したこの宿は、ソウルの中心部からそれほど離れていないにもかかわらず、とても静かでゆっくりした時間が流れる宿だ。
敷地内では韓国の伝統音楽が流れており、部屋はもちろんオンドル(床暖房)、韓式サウナ「チムジルバン」も体験できるという、韓国の文化を詰め込んだような宿だ。
料理は二食付。今回の夕食の主役は何と言ってもこのケジャン。味は言わずもがな。これが出てくるとは正直思わなかった。黒殻のものはケジャンの中でも少なく、臭みも残りやすいため、腕のある料理人のいる店でしか供されないと後から聞いた。もちろんチジミやその他色々な野菜付けも美味。夕食後はチムジルバン体験。サウナより低温でじっくり温かくなり、ぐっすり眠りについた。翌朝は鮑の粥(内臓入り)が。鯖の塩焼きも非常に質の高いものだった。事前に調べたかのように私の好みのものばかり供され、大満足。
仁寺洞や、写真の韓屋街からも近く場所も便利。韓国で伝統的宿泊をしてみたい人には、是非訪れてみてほしい。
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