本日は今回の仕事の目的地、グニェズノへ。
今日の移動はベルリン-ワルシャワエクスプレス。多国間を結ぶ電車というのは日本では有り得ないものなので、何か不思議な感じを覚える。
まずは中継地点、ポーランドの行政の中心、ポズナン(Poznań)へ
この列車の中で、私は購入した指定席の座席が見つけられず、まぁいいやと立っていた。だが3時間もある電車、さすがにどうしようかと思い始めたころ、車両の中腹から男性がこっちに向かって歩いてきて、こういった。「Here is not your seat!(ここはお前の席じゃないよ!)。」彼は私を空いている席に連れて行き、「ここに座ってな!」と。ポーランド人の親切さを少しずつ感じ出してはいたが、このようなことは初めてで、さすがに感激してしまった。彼らは助け合うことを歴史から学んでいる。少なくとも私の目にはそう映った。
グニェズノ(Gniezno)
静かで穏やか、時の流れがこんなに緩やかな街は、私はあまり知らない。大聖堂はワルシャワのそれよりも遥かに豪華で優雅。こんな街で暮らしたら、どんな豊かな生活が送れるのだろうか…?
ポズナンからグニェズノへの列車の中では、グニェズノ在住の若者と、アイスランド人と同じパーテションだった。ポーランド人は本当に親切でフレンドリー、すぐに仲良くなれる感じだ。グニェズノの彼は、日本人がこの街へ来るなんて、最高にファンタスティックだ!と喜んでくれた。我々にとってとても誇らしいことである。
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