hygge liv! 人生を楽しむ

北欧・ヨーロッパを中心に、海外を飛び回り感じたことや、経験したことを書き綴るライフスタイルブログです。

7/10/2011

Spinnerei in Leipzig

ライプツィヒに来ることになったのは本当に前日適当に決めたノリな感じだったのだが、ここにアートの興味深い施設があるという情報だけは事前に得ていた。

ベルリンから電車で2時間ほど。予約したホテルは駅前だったらしく、チェックイン後街を見ることもなくフロントで情報を得て、トラムで目的地シュピネライへ。




旧紡績工場だったここに廃業後にアーティスト達が住み着き、徐々に施設としての形を作り、今は今居住者用の幼稚園までも備えるアート施設となったという、まさにアーティストのための村といった感じだ。




施設内には13ものギャラリーがあるのだが、その作りはどこも、工場跡という廃墟のような雰囲気が上手く利用されており、空間としてもとても楽しめるものばかりだ。




施設内には他にも画材屋や電気屋、そして自作?の自転車屋やワイン屋さんまで入っている。



周囲を散歩してみたが、自然に囲まれた素晴らしい立地だ。こんな場所で芸術活動をしていたら、それは素晴らしいものが生まれるだろう。




100以上のアトリエが並ぶというこの施設、ベルリンもそうだが、こちらの人々のアートへの関心、受け入れ方は本当に見ていて羨ましいほどだ。自由に自分のペースでもの作りをしている感じが作品にも反映されており、作品に迷いが無い。芸術ってのは迷いを捨て切ってからの勝負。迷っているうちはスタートラインにも立ててないわけだし、そういった意味ではこちらのアートは根本から違う。環境を選ぶび、心に余裕を持ちじっくり作ることがどれだけ大切か身に沁みて解る。そして私もいつかこういった場所で創作をしてみたいと強く思った。

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